【ベトナムでオフショア開発】他アジア国を上回る3つの理由


まずはじめに、オフショア開発とはなんだろうか。

オフショア開発とは、情報システムやソフトウェアの開発業務を海外の事業者に委託・発注することである。サービスの管理は日本で行い、開発は他国で行うという分業が可能となる。

そのオフショアの委託先としてベトナムがなぜ人気であるのかを3つの観点から見ていこう。

 

大幅なコストの削減

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大卒以上の学歴を持ったエンジニアを採用した場合、新卒で月給が平均300ドル。中途採用でも500ドル以上が相場である。日本語の能力を兼ね備えたエンジニアもごく稀ではあるが約1000ドルで採用可能である。この相場は、日本の感覚で考えると低いととらえがちだが、カフェのアルバイトの時給が0.5ドルであるベトナムの相場を背景に考えると、エンジニアはベトナムでは高給取りに位置している。

以前、オフショア開発で人気だった中国は、最近人件費が高騰し、特に中国沿岸部では日本のエンジニアと変わらないほどのコストがかかります。現在、ベトナムエンジニアの単価は中国の半額程度と言われている。

資金力の少ないスタートアップやTに関するリソースの少ない会社は一度、オフショア開発を検討を行うことをお勧めしたい。

 

 

上位優秀層がエンジニアとなる国

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ベトナムでは、先ほども述べた通りエンジニアは給与の高い職種の一つである。ベトナム人における、エンジニアという職業への意識は高まっている。

IT需要の高まりを受け、ベトナムにおいては国策としてIT産業育成に取り組んでいる。2020年までに年間100万人をIT業界に就業させるという目標のもと、情報系の学部を設置している大学が270ほど存在する。大学進学率が約15%と低いベトナム人において、その優秀な大学生からエンジニアがこれからさらに輩出されていくであろう。

 
他アジア国では、エンジニアより会計士や弁護士などの資格を有する業種が常に人気の職業に上がっており、レベルの高いエンジニアをゲットできるベトナムは現在、狙い目と言えるであろう。

 

 

ベトナム人の親日性

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ベトナムは、アニメ、食品、バイクなど、日本の文化・商品の質・サービスにリスペクトしている人がアジアの中でも多い国である。この国民性はオフショアでの開発の質・スピードに大きく関係してくる。

オフショア開発は一般の開発とは違い、直接会ったことのないパートナーと仕様書を交換し、ネットを通してコミュニケーション行い、開発を進めていく。ネット上でのコミュニケーションだけであったとしても、日本かつ日本人にもともと好感触を持つベトナム人から信頼を得ることは難しくはなく、オフショアの大きな問題点であるクライアントとエンジニアの意思疎通のミスマッチングが解消されやすい。文化や価値観が異なる相手とプロジェクトを進めるオフショア開発に関してこの利点は、プロジェクとの成功に大きく起因する。

 

今後のベトナムの経済発展を考慮すると、労働賃金の上昇は確実だが、それでもベトナムのオフショア開発は魅力的なものと言えるのではないだろうか。